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概要
高校3年生の初夏に学校の屋上から飛び降りて亡くなった少女の怨霊かつ悪霊。廃校となった母校に現れ、安易に立ち入ってその眠りを妨げる浅慮な人間を殺害している。
またその背後には青黒い手が彼女を守るように蠢いている。
性格
一人称は「アタシ」二人称は「アンタ」。
生前は写真撮影が趣味で、亡き父の仕事道具であった一眼レフを持って出かけるのが趣味だった。
明るく前向き、理不尽なことは許せない性格で正義感の強い性格。また冗談が好きで、同じく写真部に所属していた後輩の男子生徒とはふざけ合う仲だった。
よく笑い友人を大切にする、ありふれた少女。
死後数十年経った現在、校内を徘徊しながらやり場のない怒りに囚われている。
経歴
虐めに遭っていた同級生かつ親友を庇ったことが発端であり、その後は親友からも避けられるようになる。
苛烈な虐めの標的となり、様々な悪意と害意の標的となる。
同級生は疎遠となり、教師陣も見て見ぬふりをし始める中、彼女はその性格から誰に助けを求めることもしなかった。
早くに父を亡くし、母に心配をかけたくなかった彼女は登校をやめなかった。
唯一癒しとなったのは同じく写真部であった後輩の存在だった。
普段の鬱屈を晴らすように、彼とは写真撮影という名目で遊び回った。
水族館、植物園、郊外の公園で見た満月など、若さと自由さを使い切らんばかりに過ごした。この日常が続くのなら、どんな境遇に遭っても卒業までは耐えられるというほど、彼の存在は彼女にとって支えだった。
ある日、いつものように鞄が盗まれていたため探しに校内を歩いていると、部室の机の上で乱雑に広げられているのを発見した。貴重品は持ち歩いていたが、今日に限ってはそれ以上に大切なものを入れていたため彼女は慌てて中身を改めた。
中から出てきたのは、泥水や土や雑草を活けられ、薄汚い花瓶のようになった一眼レフであった。
衝動的に走り出し、部室に入ろうとしていた後輩を突き飛ばして、彼女は屋上に向かった。
特性
彼女の脅威は背後の青黒い手によるものである。彼女自身の肉体はほとんど死んだ当時のままのものであるため、さほど強力ではない。
彼女の意に従うように動く手は人間を握り潰し、怒りのままに、できるだけ苦しむよう殺害する。
彼女自身の唯一の特性は、流れる血液にある。彼女の血液は混ざりものであり、他者の意識が流動体となったものである。その意識は彼女の後輩である有漏の分体。これが絶えず流れているため、遺体であるはずの彼女は不死性を帯びる。
有漏本体からすれば自らの炎の末端でしかないが、それでも第六天魔王の一部であり、同時に彼女と過ごした青春を愛した唯一の存在。彼もまた怒りを抱えた存在だが、何よりも彼女を虐げ救わなかった世界を憎み、呪っている。









